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庭のある建築#5

 こんにちは、今回ブログを担当する稲井です。

 

 さて、今回ご紹介させていただくのは、東京都(文京区、台東区あたり)にある旧岩崎邸です。先週、国立近現代建築資料館という所でやっている安藤忠雄展を見に行こうと思っていたのですが、少々分かりにくい場所にあり、迷いに迷って辿り着いたと思ったら…何だこの豪邸は!!となりまして、よく見てみると、旧岩崎邸でした。旧岩崎邸の敷地内に資料館があったんですね。びっくり。日本史の資料集で見たことあるな〜と思いながら中まで見学させていただきました。

 旧岩崎邸は、かの有名な三菱財閥を興した岩崎弥太郎の長男にあたる三代目久弥がコンドルに設計を依頼した洋館と和館からなる建築物です。洋館からスタートして回ります。ジャコビアン様式という英国17世紀のデザインを基調に、イスラム様式もところどころに取り入れられています。コンドルは、日本に建てられる西洋建築に日本らしさをもたらそうとしていました。そこでオリエントの要素を加えたわけですね。

 地下室も付いていたのですが、残念ながら地下室は非公開でした。ビデオによると、ビリヤード室につながっているんだとか。気になりますね〜。そもそもビリヤード室があることも驚きですが。地下へつながる階段はらせん状になっていて、気になって下の方をのぞいてみると、真っ暗で冷たい風が吹いてきてぞっとしたので次の部屋へそそくさと移りました。するとそこには岩崎家が所有していたバカラ製の食器やGHQに岩崎邸が接収される前に別の場所に預けておいた物などがあり、非常に歴史を感じる空間でした。そのまま二階にあがると客室があります。何かが普通と違うのです。壁紙です。金唐革紙というものを使っていて、それぞれの客室によってデザインが違います。非常に美しい。バルコニーは工事中だったので次の機会に見てみたいです。

 続きまして和館。洋館は接待の際に使われていたようで、普段生活するのはこちらです。一番印象的だったのは、襖の引手や釘かくしが岩崎家の家紋をもとにした菱形になっていたこと。細部までこだわりがあって圧巻でした。縁側からは、今月のテーマである庭が楽しめます。(登場遅いですね)

 見どころ満載なので、ぜひ行ってみて下さい。国立近現代建築資料館の安藤忠雄展は、9/23までやっているので、そちらもおすすめです。写真撮影禁止だったので写真少なめでしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

  

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